2024.5.9
住宅ローンの「がん団信」…コスパで選ぶ人に「ちょっと待って」と言いたいワケ
「がん保険は必要か」がしばしば話題になる昨今、住宅ローンに付帯する「がん団信」はコスパが良いのではないか、という意見を耳にした。今回は、がん保険とがん団信、どちらが頼りになるのかについて、整理してお伝えしたい。
ファイナンシャルプランナー(CFP)、生活設計塾クルー取締役
ふかた・あきえ/ファイナンシャルプランナー(CFP)、生活設計塾クルー取締役。1967年北海道生まれ。外資系電器メーカー勤務を経て96年にFPに転身。現在は、特定の金融機関に属さない独立系FP会社である「生活設計塾クルー」のメンバーとして、個人向けコンサルティングを行うほか、メディアや講演活動を通じて「買い手寄り」のマネー情報を発信している。20年間で受けた相談は4000件以上。日本経済新聞、日経WOMAN、レタスクラブ等でマネーコラムを連載、ほかに「ダイヤモンド・オンライン」での『老後のお金クライシス!』の連載も好評。
主な著書に『30代で知っておきたいお金の習慣』『投資で失敗したくないと思ったらまず、読む本』『住宅ローンはこうして借りなさい』(いずれもダイヤモンド社)、『共働き夫婦のための「お金の教科書」』、『図解 老後のお金安心読本』、『知識ゼロの私でも!日本一わかりやすい お金の教科書』(いずれも講談社)、他多数。
2024.5.9
「がん保険は必要か」がしばしば話題になる昨今、住宅ローンに付帯する「がん団信」はコスパが良いのではないか、という意見を耳にした。今回は、がん保険とがん団信、どちらが頼りになるのかについて、整理してお伝えしたい。
2024.4.25
日本銀行のマイナス金利解除の決定を受け、「住宅ローンの金利がどうなるのか」に関心を寄せる人が少なくないようだ。また筆者のもとには、「物件価格が上がる中でいつ買えばいいのか」という相談も相次いでいる。今回は、今マイホームを購入するな…
2024.4.11
前回のコラムでは、「公的年金の繰り下げ受給」をすると、医療費の自己負担が増える恐れがあるという“落とし穴”について解説した。今回は、「介護費の自己負担割合」が増える可能性を検証しよう。介護は一旦必要になれば、その負担が続く期間は長…
2024.3.28
年金の受給額を増やせる「公的年金の繰り下げ受給」が大人気だ。しかし、だからこそ注意点やデメリットも押さえた上で判断してほしい。今回は年金繰り下げに関する「五つの注意点・デメリット」の中から、「医療費の自己負担」が増える恐れがあると…
2024.2.29
要介護状態の親を扶養している人は「ダブル控除」を受けられる可能性がある。実は専門家でも見落としがちなこの「非課税の枠」を使い残すと、大損になってしまう。今、心当たりがある人はもちろん、そうでない人も将来に備える意味で、ぜひ知ってお…
2024.2.15
今年も確定申告シーズンが来た。今回はその中でも人気テーマである「医療費控除」について解説する。知らなかったがために大損しがちな、絶対知っておきたい重要ルールが五つあるのだ。その中には、当コラムで何度も指摘してきた「国税庁の“罠”」…
2024.2.1
額面ではなく、本当に自分で使うことができる「手取りの年金額」はいくらなのか。実は、この重要な情報は「ねんきん定期便」に載っていない。そこで、手取り収入の計算が大好きな筆者が独自に、年金収入別に16パターンの試算をした。
2024.1.18
「今年の手取り年収」を試算するのは、22年も続けている筆者にとっての恒例行事だ。額面年収、家族構成別に72パターンを試算して読者に毎年お届けしている。手取り年収は、自分で計算しないと知ることができない。当連載の読者に今年の最新情報をお…
2023.12.30
衝撃的なことに、額面収入が同じ場合、手取り年収はこの20年余りで大きく減少している。税金と社会保険料が増加したからだ。会社員が取り得る対策はあるのか。「手取りウォッチャーFP」として活躍するファイナンシャルプランナーの深田晶恵氏に「手…
2023.12.21
「新NISA」のスタートを目前に控えた今、FP(ファイナンシャルプランナー)の筆者がとても気になっているのが、定年前後で投資デビューしようと鼻息が荒い人たちだ。そうした人の中で心配になってしまう人の共通点は大きく三つある。あなたは大丈夫…
2023.12.7
児童手当を拡充するのと引き換えに、扶養控除を縮小する案の検討が政府・与党内で進んでいる。控除縮小は実質的な「増税」だ。では、手取り収入で考えると結局いくら増えるのか?年収600万~1400万円の9パターンで試算してみた。
2023.11.23
今年もふるさと納税の注目度が高まる季節を迎えている。寄付した金額を税金から控除できる上に、各地の名産が返礼品として手に入るお得な制度だが、ちょっとした思い込みや勘違いで「落とし穴」にはまるケースも少なくない。絶対知っておいてほしい…
2023.11.9
払い過ぎた税金を取り戻せることが多い「年末調整」。大事な作業だが、よく理解しないまま書類に書き込んでいる人も多いだろう。よくある「書き漏らし」のミスを紹介するので、自分は税金を払い過ぎていないかチェックしてほしい。
2023.10.26
会社員の人が、60歳を過ぎて自分の家計に起きる残酷な現実に直面し、驚愕する――。ファイナンシャルプランナー(FP)として、そんな場面に何度も遭遇してきた。そんな悲劇の要因の一つである「住民税」について、事前に知っておきたい重要な情報を…
2023.10.12
安心な老後生活を送るには、60歳以降のわが家の家計に何が起こるのかを事前に知って、準備しておくことが重要だ。しかし実際には、60歳以降に起きる給料の減少や65歳以降に受け取る年金のことで、「初めて知った」と驚愕する人が多い。そんな“残酷…
2023.9.28
この夏、金の価格が上昇し、史上初めて1g1万円を突破したことが大きな話題になった。純金積立などで金投資をしていた人はホクホクだろう。しかし、いざ売却して利益を得ようとすると、税金の問題を見落としていたことに気付く人は多い。今回は金投…
2023.9.14
医療費が高額になってしまったときに上限がかかり、超過分の払い戻しを受けられる「高額療養費制度」。その恩恵を受け損ねないために絶対知っておくべきことをお伝えしたい。前回の「70歳未満編」に続き、今回は「70歳以上編」をお届けする。記事の…
2023.8.31
医療費が高額になってしまったときの公的なセーフティーネットとして「高額療養費制度」がある。医療費に上限がかかり、限度額を超えた金額が払い戻される非常にありがたい制度だ。ただ、知らないだけで損してしまう大事なこともある。恩恵を受け損…
2023.8.3
郵便局に「満期があるタイプ」の貯金をしていた人にとって、衝撃の事実が進行している。満期から約20年たつと自分のお金が消えてなくなり、二度と引き出せなくなってしまうのだ。いったい何が起きているのか?「休眠預金とは別物」のひどい話につい…
2023.7.20
退職金に対する課税の見直し議論が政府の中で進み始め、SNSなどでは「退職金増税だ!」という怒りや恨みの声が渦巻いている。退職金にかかる税金はかなり優遇されている。それが増税されそうな気配なのだ。反対の声を上げるなら今しかない。税制の…
アクセスランキング
インフレになって決着がついた「持ち家」VS「賃貸」論争
【マンガ】1万人を接客した美容部員が教える「日焼け止め」の塗り方、目からウロコのコツ
トヨタ大幅減益に佐藤社長が「意志ある踊り場」強調、チラつく豊田会長の影
「コミュ力が低い子」の親が無意識で繰り返している“NG習慣”とは?
「タンス預金で相続対策」7月から困難に?新紙幣発行の“意外な落とし穴”とは【見逃し配信・マネー】
【スクープ】創業270年超の名門百貨店が私的整理へ!「お手盛り」再生計画に疑問の声も
「コミュ力が低い子」の親が無意識で繰り返している“NG習慣”とは?
歌人・石川啄木の「自分に頭を下げさせた人は全員死ねと祈った」という短歌を超えるヤバすぎるエピソード・ベスト1
【マンガ】「安すぎニッポン」は百害あって一利ナシ?円安の加速で日本に何が起きるのか
新幹線で赤ちゃん連れから「席を替わってほしい」とお願い。正直、気が進まないが…どう返すべき?
【一発アウト】税務署が激怒する行為、ワースト1
「コミュ力が低い子」の親が無意識で繰り返している“NG習慣”とは?
うわ、この人辞めるわ…「マジで退職5秒前」な部下が出している3つのサイン
新幹線で赤ちゃん連れから「席を替わってほしい」とお願い。正直、気が進まないが…どう返すべき?
【スクープ】創業270年超の名門百貨店が私的整理へ!「お手盛り」再生計画に疑問の声も
【スクープ】創業270年超の名門百貨店が私的整理へ!「お手盛り」再生計画に疑問の声も
【茨城】JA赤字危険度ランキング2024、17農協中7農協が赤字
【一発アウト】リーダーが絶対にやってはいけない“信頼を失う最悪の行動”
「消える農協」はどこだ?人材流出深刻度1位JA木曽、共済減益ワースト4位JA愛知北、同1位は長野県のあの農協
「頑張って!」のつもりで「Fight!」と言うと、英語が苦手と即バレするワケ