ビジネスに効く! ゴルフ場ランキング2024最新版#2Photo:Atsushi Tomura/gettyimages

プロゴルフ界で男子ツアーをはるかにしのぐ人気を誇る女子ツアーに対し、大会スポンサーを務めるだけでなく、選手と所属契約を結んでPRを狙う企業が相次ぐ。最もPR上手な企業は、どこか。特集『ビジネスに効く! ゴルフ場ランキング2024最新版』(全16回)の#2では、女子ツアーのスポンサーランキングをお届けする。(ダイヤモンド編集部 堀内 亮)

女子プロを積極起用の企業相次ぐ
PR上手なのは?

 近年、日本のプロゴルフ界において、男子ツアーより人気が高い女子ツアーに対して、積極的に大会スポンサーを務めたり、選手と所属契約を結んだりする企業が相次いでいる。これはダイバーシティーという名の下、その企業が女性活躍を推進していることをアピールする狙いがある。

 企業の露出度を高められるかどうかは、大会スポンサーであればもちろんのことだが、選手との所属契約では、契約した選手が地上波放送やインターネット中継の画面にどれだけ数多く登場してくれるかに懸かっている。

 ただし、プロゴルフの世界は、極めて残酷だ。というのも、ゴルフ中継には大きな特徴がある。誰しも知るタイガー・ウッズのような超スーパースターでない限り、上位争いに加わらなければ一秒も画面に映ることはないのである。

 つまるところ、上位争いをする契約選手が多ければ多いほど、企業名が画面に映る機会が増えるため、その企業の“スポンサー力”が高いといえるわけだ。いかに数多くの実力のある選手と契約を結べるか、その企業の目利き力も問われる。

 果たして、どの企業が女子プロゴルフツアーにおいてスポンサー力があるのか。そこで、ダイヤモンド編集部は独自にランキングを作成した。

 2024年シーズンの女子ツアー第7戦「KKT杯バンテリンレディスオープン」終了時点において、メルセデス・ランキング100位までにランクインした選手を対象とし、各選手の所属先をチェックした。

 メルセデス・ランキング1位の選手を100点とし、順位が下がるほど減点。各選手の点数をスポンサーごとに合計し、総得点順に並べてランキングした。

 では早速、そのランキング結果をお届けしよう。