激変!3大士業の仕事&稼ぎ方 弁護士 会計士 税理士#11Photo:PIXTA

上場企業の監査を担う会計士は、監査法人に所属する常勤の会計士ばかりではない。実は四大監査法人出身で独立した“ヤメ四大”会計士が、時給で報酬をもらうアルバイトの身分で監査を行っている。『激変!3大士業の仕事&稼ぎ方』(全12回)の#11では、その知られざる報酬相場と、アルバイトにいそしむ辞め四大会計士の本音を明らかにする。(ダイヤモンド編集部副編集長 片田江康男)

監査の現場を支える
“ヤメ四大”のバイト監査

「あずさでは1%時給が上がった。でもインフレにはボロ負け」。こう言って苦笑いするのは、四大監査法人を辞めて独立している会計士だ。

 業界2位のあずさ監査法人で、アルバイトとして上場企業などの監査証明業務に従事した場合の時給の話である。

 監査の現場では、こうした“ヤメ四大”会計士がアルバイトとして働いていることは、意外と知られていない。業界内では「バイト監査」といわれる。

 バイト監査の時給と日当の相場は、四大は安く、規模が小さい監査法人になればなるほど高くなる傾向がある。次ページでは、最新の時給動向を明らかするとともに、バイト監査が監査法人で重宝される理由、また金融庁がバイト監査を目の敵にするきっかけを紐解いていく。