2020.11.6
「産後うつ」はコロナ禍で4人に1人が発症、自覚なしで進む怖さ
コロナ禍の中で、「産後うつ」が増えている。1歳未満の赤ちゃんがいる母親のほぼ4人に1人が「産後うつ」を発症している可能性があり、そのうち3分の2は「自身が危険な状態」にあることを認識できていないという調査報告もある。そこで、「産後うつ…
医療ジャーナリスト
きはら・ひろみ/宮城県出身。大学在学中にコピーライターとして働き始め、20代後半で独立してフリーランスに。西武セゾングループ、松坂屋、東京電力、全労済、エーザイ等々、ファッション、流通、環境保全から医療まで、幅広い分野のPRに関わる。2000年以降は軸足を医療分野にシフト。「ドクターズガイド」(時事通信社)「週刊現代?日本が誇るトップドクターが明かす(シリーズ)」(講談社)「ダイヤモンドQ」(ダイヤモンド社)などで、企画・取材・執筆を深く、楽しく手掛けてきた。2012年、あたらす株式会社設立(代表取締役)。近年は医療系のWebサイト、動画制作(企画・ライティング・プロデュース)にも力を入れている。
&慢性痛~知っておきたい慢性痛のホント(横浜市立大学ペインクリニック内科との協働制作)
https://www-user.yokohama-cu.ac.jp/~mansei2/
あるペインの少女クララ(横浜市立大学ペインクリニック内科との協働制作)
https://www.youtube.com/watch?v=XtZbHzOhAgs
2022年8月、著書『「がん」が生活習慣病になる日 遺伝子から線虫まで?早期発見時代はもう始まっている」を上梓。
2020.11.6
コロナ禍の中で、「産後うつ」が増えている。1歳未満の赤ちゃんがいる母親のほぼ4人に1人が「産後うつ」を発症している可能性があり、そのうち3分の2は「自身が危険な状態」にあることを認識できていないという調査報告もある。そこで、「産後うつ…
2020.11.6
「うわっ」。深夜、アキラさん(仮名・50歳)は飛び起きた。ふくらはぎがキュウっと縮み、今にもブチっと切れてしまいそうに痛む。激痛だ。慌てて足の指全体を手でつかんで反り返らせ、アキレス腱、ふくらはぎ、ひざ裏をゆっくりと伸ばす。
2020.11.5
日本の避難所がイタリアなどの国々と比べて環境が悪いことは、東日本大震災の頃から大きな問題になってきた。復興庁によると、大震災では3647人が関連死と認定されている。そこで、政府は「主として高齢者、障害者、乳幼児その他の特に配慮を要する…
2020.10.23
「あれ、すごい、めちゃくちゃ虫に刺されたみたい」。休日の朝、ノブアキさん(仮名・34歳)は驚いて妻を呼んだ。体のあちこちに水膨れや赤いブツブツができていた。
2020.10.22
名医やトップドクターと呼ばれる医師、ゴッドハンド(神の手)を持つといわれる医師、患者から厚い信頼を寄せられる医師、その道を究めようとする医師を取材し、仕事ぶりや仕事哲学などを伝える。今回は第33回。本邦における黎明期から慢性痛医療の…
2020.10.21
日に日に秋も深まり、急激な温度変化で体調を崩す人も増えてきた。くしゃみや鼻みずが出ると、最初に疑うのは風邪だが、今年に限っては新型コロナ感染症もあるので、厄介だ。もう一つ、「秋の花粉症」の可能性があることも忘れないようにしたい。
2020.10.15
名医やトップドクターと呼ばれる医師、ゴッドハンド(神の手)を持つといわれる医師、患者から厚い信頼を寄せられる医師、その道を究めようとする医師を取材し、仕事ぶりや仕事哲学などを伝える。今回は第32回。薬学部の修士課程から、医学部に学士…
2020.10.14
「慢性痛」に悩む人は多い。日本は世界有数の医療先進国であるはずなのに、痛み治療に関しては「20年遅れ」が定説となっており、「慢性痛医療後進国」であるのが実情。そんな中、大阪府の千里山病院「集学的痛みセンター」は、慢性痛に対して入院治…
2020.10.10
筆者は普段、医療ジャーナリストという立場で医師や患者に取材している。その私が長らく密かに悩み続けていたのが白内障だ。幸いにも、世界的にも有名な赤星隆幸医師(秋葉原白内障クリニック)の手術を受ける機会があったので、「目の愛護デー」で…
2020.10.9
深夜のトイレでユキオさん(仮名・58歳)はうろたえた。尿意をもよおして目が覚め、トイレに入って数分、普段ならチョロチョロながらも放尿し終わっているはずなのに一滴も出ていなかったのだ。
2020.9.25
「こんなおじさんだけど、結婚してくれるんだね。ありがとう」――2年前、アツシさん(仮名・45歳)は20歳年下の女性にプロポーズし、OKの返事をもらった。ただし、条件があった。
2020.9.17
名医やトップドクターと呼ばれる医師、ゴッドハンド(神の手)を持つといわれる医師、患者から厚い信頼を寄せられる医師、その道を究めようとする医師を取材し、仕事ぶりや仕事哲学などを伝える。今回は第31回。最近は新型コロナウイルスの対策だけ…
2020.9.15
新型コロナウイルスの感染状況はなかなか終わり見えない。そんな中、救急車受け入れ件数日本トップで知られる湘南鎌倉総合病院(神奈川県鎌倉市)はこれまで通り、コロナだろうがなかろうが、「絶対に断らない」をモットーに患者を受け入れ続けてい…
2020.9.11
「レンズを変えても視力がでません。このままだと免許の更新ができないので、眼科で診てもらってください」…最近視力がかなり低下したと感じていたタダシさん(仮名・54歳)は普通車の免許更新を半年後に控えたある日、メガネのレンズ交換に行った…
2020.9.10
潰瘍性大腸炎は、安倍晋三首相を2度にもわたって辞任に追い込んだ難病として全国的にも知名度の高い病気となった。潰瘍性大腸炎について、患者の現状や実際の治療法、注意点などについて、横浜市立大・肝胆膵消化器病学教室の中島淳主任教授に聞い…
2020.8.28
(あれ、耳がへんだぞ。どうなってんだ)。ヒトシさん(仮名・49歳)は動揺した。コロナ禍により、仕事はもっかリモートワークが中心。Zoomミーティングを終え、軽く雑談を交わしている最中だった。
2020.7.31
「調子悪そうですね、何かあったんですか」。1年ぶりに顔を合わせた仕事関係者が心配そうに聞いてきた。ススムさん(仮名・56歳)はイベント制作会社の役員兼プロデューサーだ。たった2日間なのに1年分のエネルギーを使い切ったような面持ちで、ス…
2020.7.30
かつて肛門疾患に苦しむ女性たちは肛門科を受診するには、かなり心理的なハードルが高く、結果的に重症化してしまうことも多かった。そんな中、作家・遠藤周作氏の強い勧めもあり「日本初の女性肛門科専門医」となり、いまなお、そのパイオニアとし…
2020.7.29
成人後の喘息(ぜんそく)患者の約1割を占め、重症化しやすいアレルギーに「アスピリン喘息」という病気がある。この病気の問題点や見分け方、対応法について、谷口正実医師(湘南鎌倉総合病院 免疫・アレルギーセンター長)に聞いた。
2020.7.17
ある朝、ケイスケさん(仮名・40歳)は布団の中でうなった。関節なのか筋肉なのか、よくわからないが頭も肩も背中も腰も、とにかく全身が痛かった。その日は大事な会議があるため、会社を休むわけにはいかない。起きたい、だが起きられない。
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