2024.4.25
「ピンチをチャンスに」こそ復興の本質、地銀&信金・信組が直面した能登半島地震のリアル【後編】
能登半島地震の復興局面で金融機関が直面する課題、リスクとは何か。前編の震災時対応に続き、後編は少子高齢化、人口減少の進む地域における現実的な復興の道筋をさぐる。
共同通信編集委員
はしもと・たくのり/1975年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。2006年共同通信社入社。経済部記者として流通、証券、大手銀行、金融庁を担当。09年から2年間、広島支局に勤務。金融を軸足に幅広い経済ニュースを追う。15年から2度目の金融庁担当。16年から資産運用業界も担当し、金融を中心に取材。
2024.4.25
能登半島地震の復興局面で金融機関が直面する課題、リスクとは何か。前編の震災時対応に続き、後編は少子高齢化、人口減少の進む地域における現実的な復興の道筋をさぐる。
2024.4.10
震災時に金融機関はどう対処すべきか。この知見は、あまり形式知として共有されていない。能登半島地震で地元金融機関はどういう判断を迫られ、どのような壁が立ちはだかったのか。前編と後編に分けて、震災金融のリアルに迫る。
2024.2.22
一部の地域金融機関の間で、「仕組み貸出」と言われるスキームがはやっている。既に金融庁はリスク管理強化を要請しているというそのスキームとは、一体どのようなものなのか。背景を探ると、業界内ではやるだけの「うまみ」と「闇」があることが分…
2024.1.24
資金繰り支援から経営改善・事業再生のフェーズへ――。中小企業へ資金を提供していた地方銀行と信用金庫・信用組合は2024年、一つの転換点を迎えることになりそうだ。【2024年「事業再生」の隘路・後編】では、実際に事業再生を行うために必要な、…
2024.1.23
資金繰り支援から経営改善・事業再生のフェーズへ――。中小企業へ資金を提供していた地方銀行と信用金庫・信用組合は2024年、一つの転換点を迎えることになりそうだ。【2024年「事業再生」の隘路・前編】では、その背景と求められる役割について解…
2023.11.28
中小・中堅企業を支援する企業として、知る人ぞ知る存在が中小企業投資育成だ。ベンチャーキャピタルや、銀行や信金・信組などの金融機関とは違う立ち位置で、企業の痒いところに手がとどく支援を行っている。その実態を紹介しよう。
2023.10.6
中小企業に対して、厳格な社会保険料の取り立てや差し押さえなどが、倒産の引き金を引いてしまう「社保倒産」。背景には、ちぐはぐな中小企業支援策の現状があった。もう一つの「2024年問題」と言われる、社保倒産の深層レポート(後編)をお届けす…
2023.10.5
中小企業に対して、厳格な社会保険料の取り立てや差し押さえなどが、倒産の引き金を引いてしまうケースが、企業再生の現場で危惧されている。背景には何があるのだろうか。もう一つの「2024年問題」とも言われる事象の深層を前・後編に分けてレポー…
2023.9.4
「働き方改革」があるならば、「辞め方改革」もあっていい――。「中途退職者=組織の裏切り者」の烙印(らくいん)を押されるのが当たり前の閉鎖的な銀行業界で、これまでとは違った動きが広がっている。中途退職者を敵視し、迫害するのではなく、…
2023.7.28
地方銀行において、コンプライアンス意識や人事評価の適正感は、従業員エンゲージメントとの相関は低い――。こんな調査結果が、地銀業界内で話題になっている。調査内容を詳しく振り返るとともに、従業員エンゲージメントを高めるために地銀が取り…
2023.6.13
クレディセゾン傘下の資産運用会社、セゾン投信の中野晴啓会長が実質的に更迭された。投資家やセゾン投信のファンドを扱う有力地方銀行の間では、動揺が広がっている。一体、何があったのか。解任劇の真相を探るとともに、筆者にだけ語った中野会長…
2023.5.26
山梨県北杜市の老舗駅弁業者、丸政。競争激化で業績が低迷していた2010年以降、創業家出身の名取政義社長をサポートしたのが、山梨中央銀行小淵沢支店の二人の支店長だった。前編では、改革の中身を振り返ったが、後編となる本稿では、二人のバンカ…
2023.4.21
銀行員は、役員になれなければ50代で銀行員という立場を追われる。一方で、地方の中小企業は慢性的な経営人材不足にあえいでいる。この需給の不均衡を解消するすべはないのか――。山梨中央銀行の支店長による駅弁業者の再建劇から、バンカーが企業…
2023.3.31
人口減少という逆風に強くさらされている地域金融機関にとって、地域が成長できるか否かは死活問題だ。金融機関自身も、中小企業の生産性向上を促す努力をしなければ、生き残りは難しい。では、そのために必要な取り組みとは何か。島根銀行の企業支…
2023.3.1
2021年4月に島根銀行に設置された企業支援室が、企業や同行の組織活性化の原動力となっている。信用金庫から幹部を招聘(しょうへい)して企業支援体制をてこ入れしたことで、地域基盤を確実に強化している。その具体的な企業支援策と、顧客にもた…
2023.1.27
島根銀行の法人営業が、ライバル金融機関に「脅威」と恐れられるようになっている。営業の“底上げ”をけん引しているのは、21年に本格稼働した企業支援室だ。実は島根銀行は、信用金庫から幹部を招聘してまで企業支援の在り方を変えた。その大変革…
2022.12.23
国が、新型コロナウイルス禍で打ち出した実質無利子・無担保融資(ゼロゼロ融資)の借り換え保証制度を整備しようと動いている。中小企業の借り入れの返済負担を軽減するためだ。しかし、この制度の導入を機に、金融機関はある「困難」に直面しよう…
2022.11.22
新型コロナウイルス禍で国が打ち出した実質無利子・無担保融資(ゼロゼロ融資)の利息返済が、来年5月以降に本格化する。しかし足元では、コロナ禍に加えて資源高や原材料高に見舞われ、中小企業の経営環境は急速に悪化している。窮地に陥る中小企…
2022.10.28
近畿財務局が昨年から開始した勉強会が人気だ。抽選に落選し、受講できない金融機関職員もいるほどで、まさに“予約の取れない”勉強会である。なぜこんなにも金融機関の支持を集めているのか。そのユニークな主催者や、画期的といえる講座内容など…
2022.9.26
いつの時代も、変革をもたらすのは異端児だ。少子高齢化と経済成長の鈍化に直面する日本では、座して待っていても資金需要は発生しない。持続的に成長し続けるため、地域金融機関が手を携えるべき異端児の取り組みについて紹介する。
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