面接のイメージ写真はイメージです Photo:PIXTA

面接官には優秀な人材だけでなく、「採用してはいけない人」を見抜く力が求められる。周囲に悪影響を及ぼす人材がいるのは、組織にとって大きなマイナスだからだ。そうした人材を見極める上で、筆者がいつもしていた「魔法の質問」とは。(Alternative Work Lab所長 石倉秀明)

「優秀な人材を見極める」以上に
重要なこととは?

 管理職になったり、そうでなくても40代になると面接官として採用面接に出る機会が増える人も少なくないだろう。新卒採用であれ、中途採用であれ、優秀な人材に入社してもらい、活躍してもらうことが会社の持続的な成長にとって重要なのは間違いない。

 数多くの候補者の中から優秀な人材を見極める力が面接官には求められるわけだが、一方で「採用してはいけない人」を見極めることも重要だ。

「優秀で採用したかった人が入社してくれなかった」「優秀だと思った人が入社してみたら期待したほどではなかった」というのはどちらも良くないケースだが、致命的なミスではない。

 採用において致命的なのは、周囲に悪影響を及ぼしたり、会社にとって良くないことを行ったりするような人材を仲間に入れてしまうことである。

 そういった人材は一度入社すると、会社に対する不満を言うだけではなく、周囲を巻き込んで良くないうわさを立てたり、理不尽な要求ばかりをしてきたり、ひいては顧客に迷惑をかけたりしてしまう。このような人材をチームに入れてはいけないのだが、面接時には見抜くのが難しいことも確かである。

 そこで、今回はそういった「採用してはいけない人材」を面接の中で見極めるための「魔法の質問」を紹介しよう。