独創の不動産DXが切り拓く、イノベーションの新たな地平。不動産ビジネスの未来を展望するためのヒントが、ここにある

金融界ではフィンテック、人事の世界ではHRテクノロジー……。ビジネスの各分野で、業務のデジタル化やDXが進んでいる。それに比して不動産業界においては、その歩みが遅い感は否めない。しかし、2022年の宅地建物取引業法の改正を契機として、様相は一変。いよいよレガシー・ビジネスの代表格だった業界にも、不動産テック・プロップテックを標榜するベンチャー企業が台頭し、新しい風が吹きはじめているのだ。果たして不動産系のテクノロジーの進化は、ビジネスや暮らしにどんな影響を与えるのか。本企画では、住宅ローンや顔認証システムなどの分野で、独創的なDXを展開する企業のサービスや商品を紹介。先進の事例から、不動産ビジネスの未来を展望し、これからの日本の不動産業がどのように変貌していくのかを考察した。